骨髄異形成症候群にかかった男が骨髄移植をして社会復帰するまでの闘病記

Since.2002.1.20

骨髄移植前の日記(精子保存・・・1999.4〜5月)

そんなこんなで、一ヶ月ほど様子を見てたのだが、
相変わらず、血小板は増えてこないので、治療しようか・・・と言うことになりました。
そして、化学療法を行うこととなり、個室へ移動する。
同時に、治療することによって子供ができなくなる可能性があるということで、
まずは、精子の保存をするために、一番近い兵庫県のとある大学病院へ・・・・。
(縁あって現在、またお世話になっております(笑))

さて、そこで精子の保存とはどういうものかといいますと。
精子を採取して、それを温度の低い窒素の中にいれて、保存するらしい。
じゃあ、どのように採取するかと言いますと・・・・・・、
なんと、自慰行為・・・・・・をするとのこと・・・・・・・。

そんなわけで、まず実際に十分な数の精子があるかどうか確かめる。
(この時点で、十分な数がなければ意味ないですもんね。)
しかし・・・・・・なんとトイレでやってくれ・・・・とのこと。
・・・・・・そんなとこで、そういう気になるわけが・・・・・・・・ない!!
これ、一種の拷問ですよ、拷問!!!
それでも、どうにかやりましたけど・・・・・(笑)
そして、そのあと後結果を聞く。数は十分・・・・・とのこと。

そして、数日後・・・今度は実際の精子の採取です。
さすがに、今度はトイレで・・・・・ということはなく、
一応別室に通していただきました。
で、そこにあったのは、なんとAV・・・・・
精子を採取しやすいように・・・・・と言うことでしょうけど・・(苦笑)
しかし、こんなものがおいてあると言うことは結構多いんでしょうな〜〜。
こういうことをやらなければならない人・・・・。(苦笑)

まあ、そんなこんなで、それを3回にわたって行い。
無事、必要数の精子も確保することが出来、保存していただきました。
(さてはて、現在もまだそれはあるのでしょうか?)
とりあえず、準備完了と言うわけで、予定されていた治療をはじめようとしたのだが、
ここで、また治療方針変更。
それに伴って、部屋のほうも個室を引き払い、
また大部屋に移りました。

Chapter 4に続く

        

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