骨髄異形成症候群にかかった男が骨髄移植をして社会復帰するまでの闘病記

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骨髄移植前の日記(膀胱鏡検査〜1999.10〜11)

1999年3月5日

さて、そんなこんなで物事が進み始めた10月下旬。
いきなり血尿が・・・・・・。
もちろん、気味が悪いので(それよりも痛い・・・。)
すぐに泌尿器科へ。そして、CTやらなんやら調べてるうちに
「影がある・・・・。」という気味悪いお言葉・・・・・。
そして、本来ならすぐ膀胱鏡(尿道からカメラを入れて膀胱の中を見る検査。)と
なるのだが、なぜかしたくないとのこと・・・・・。
聞けば、こういう血小板が異常に低い人(その時点で2万)は
通常よりリスクが高くなるようである。(2割ほど危険性が高くなる。)
したがって、できるだけやらずに済むようにいろんな検査をしてもらったが、
やっぱり、影があるようで、結局は膀胱鏡をやらないとダメらしい・・・・。
しかも、形と年齢からして、おそらく悪性だろうという恐ろしい言葉・・・。
(正直、このときが一番ショックを受けたかも・・・。)
しかし、どっちかはやってみないとわからない・・・・ということで、
さしあったって、11月4日に検査日を設定・・・。

そうこうしている内に、いよいよO病院の一回目の診療。
そして、やっぱりというか、マルクを行いました・・・。
そこで、ちょっとした発見。。
マルクって、病院(というより系列の大学病院)によってやりかたが違うってこと。
うん、これはちょっとした発見でした。
そして、そのあとさらにおまけが・・・・・。
なんとマルクのあと、血尿がピタっとやんだのであった。。

で、11月4日、いよいよ運命の膀胱鏡検査の日。
その検査のやり方ですが、
まず、なぜか手術室。。しかも全身麻酔。。
(普通なら、下半身麻酔でいいらしいが、いかんせん私の場合
血小板が少ないからこうなった。)
というわけで、ベットで、手術室へ移動・・・。
そして、そのまま、点滴で麻酔をかけられ、後は・・・・・・当然・・・・・何も覚えてません。
気づいたときは外科系の集中治療室のベットの上・・・・。
とりあえずは無事に終ったのは確かなようだ・・・・。
ただし、この検査実際は2時間程度のものであったのだが。。

そして、その検査の結果はというと・・・・・???
なんと・・・・何もない・・・・・・。
はっきり言いますと、腫瘍らしきものがどっかに消えていました。。。
一体、あれはなんだったのか???
まあ、私は血の塊だったのでは・・・・と勝手に思っております。
なお、これ余談がありまして、一応そのときに膀胱の細胞をとって調べたらしいのだが、
なんと・・・・・・そこに造血幹細胞らしきものが・・・・・・。
ますます、もって一同????っとなっていたのをよく覚えてます。

まあ、ガンとかではなくてホッとしたというのが本音でしたけど・・・その当時は・・・。
ただし、そのあとしばらく熱に苦しめられまして、
やっと元に戻ったのは12月にはいる頃(?)だったかな。。

そして、私の入院生活はまだまだ続く・・・・。(笑)

Chapter7に続く

        

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