骨髄異形成症候群にかかった男が骨髄移植をして社会復帰するまでの闘病記

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骨髄移植前の日記 (MRSA騒動2 2000.8〜9)

そんなこんながあり、(それは前章参照
それが2月ほど続いた8月のお盆前。
再度病院から連絡がありまして、盆明けから入院となりました。
さて当日・・・、再び入院道具一式をそろえて病院へ。
そして、今度はひとまず12階へ入院することになりました。
この病棟はさすがにごく普通の病棟でした。(笑)
とはいうものの、移植はやはり4階でするようです。
それまではここで出来る検査をします。
さてその検査のないようですが・・・・、前回入院したときと一緒です。(笑)
2ヶ月前に診たんだけどな・・・そうそんなに変わってるとは思えないけどな・・・。

それにしてもこの病室のメンバーは面白かった。
やはり大学病院なので、大変な人が多いのですが、にもかかわらずみんな明るい・・・。
半月という短い間でしたけど、楽しめました。
(なんといっても看護婦さんがこの病室に来るのが怖い・・・とまで言わせたくらい。)

で・・・・9月初めいよいよ移植の為に病室を変わりました。
そして、病室を変わってまず最初にした事・・・・・マルク!!(爆)
(なぜかそれまでやってなかった。)
そして、薬を入れるためにIVHを挿入するのでそれを次の日に・・・。
そして、過去に絶食をした際にIVHの挿入はやってるのでその感覚でいたら、
これが・・・・まあ・・・・・まるで手術・・・・。
もちろん麻酔をかけるので切ったり入れたり・・というところは痛くないのですが、
管を挿入する際に・・・・・腕を引っ張りまくられました。
これがね・・・・・。かなり参りました。
しかし、それ以上に参ったのがこれだけのことをやってるにもかかわらず、
輸血のラインを取るのよりこれが終わるのが早かったこと・・・・。(苦笑)
(血小板が低いためIVHを入れながら輸血をする段取りになっていた。)
そしてもうひとつ・・・・なんと、これが終わったときに、
右肩一面、真っ青に内出血していたこと。
そして・・・それがなかなか取れなかったんです・・・・。(T_T)

そして・・・・このあと移植開始日時が9月1日に決まりました。

それから・・・、これ以前にすでに鼻に蓄膿があることがわかってまして、
それを詳しく調べるために耳鼻科で蓄膿の検査をやることになりまして、
これがまあ・・・・、鼻の中に穴を開けまして鼻啌を調べるというものでした。
(平たく言ったらマルクの鼻版・・
これでやる前どれだけ嫌だったかわかっていただけるかと・・)
んでですわ・・・・。検査は無事に終わりました。
結果も移植にはそれほど影響のあるほどの蓄膿ではないという
耳鼻科の先生の診断でした。
しかし・・・・・これの副産物として・・・・、
しばらく鼻血が止まらない・・・・という悲惨な目にあいました。
さらにです・・・・・、追い討ちをかけるかのごとく・・・・・、
またまたMRSAご登場!!!またもや移植中止・・・・です。
(それも前処置開始前日に・・・・。)

さて本来ならまたもや同じように即退院ですが、
なにせ・・・・これ時点で鼻血が止まってません。
しかもです・・・・土・日を挟んでる為何の処置をしてくれません。(T_T)
ボスミン(止血剤)を染み込ませた綿を鼻の中に入れてましたが
そんなもの何の役にも立ちません。
(まったく何回血小板を入れてくれと頼み込んだか・・・・。)

さて一方でもうひとつ問題がありまして、
それはですね・・・・先にも書いてあるとおり、
もうすでに治療の準備の為にIVHを入れてしまってます。
さて・・・それはどうするのだろうか??抜いてあとからもういっぺん??嫌やな・・・。
って感じで憂鬱になってたんですが、
なんとまあ、IVH入れたまま退院させられました。(苦笑)
嘘のようなほんとの話で(爆)、で・・これが非常に面倒・・・・でした。
特に風呂のとき・・・・。

で・・・・・結局これが全部かたずくのに・・・・20日かかりました。
そして・・・9月20日過ぎに退院となり、またまたMRSA治療と経過観察・・という日々を
すごすことに・・・・。(余談だけどこのときに蓄膿の手術という話だったのだが、
(先生が)怖いのでやりたくないということで断られました。)

      

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