骨髄異形成症候群にかかった男が骨髄移植をして社会復帰するまでの闘病記

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闘病記用語集

マ行

マルク

骨髄穿刺ともいいます。 血液の病気の患者にとっては避けて通ることのできない検査(苦笑)
骨の中の骨髄の液を採ってその中がどうなってるかを調べる検査で
だいたい腰または胸の骨のところからやります。
採るときにとにかく鈍い痛みが走ります。
ほとんどの血液患者が一番嫌がる検査。(笑)

ミスマッチ移植

HLAの型があってないままにやる移植をさします。
HLAがひとつ違うと一座不一致、2つ違うと二座不一致というふうになります。
(これ以上の詳しい話は知りません)
型があってないわけなので当然強いG.V.H.Dが起る危険性がある反面、
より強いG.V.L.効果が期待されます。
ただし、G.V.H.Dは免疫抑制剤が進歩してきたおかげで かなりコントロールできるようになってきてまして 、そのおかげでこういう移植をやる病院も増えてきてます
ちなみに私は3座不一致です。 (さすがにこれはかなりのギャンブルだと思います。自分でも)

ミニ移植

骨髄非破壊的前処置による同種移植というらしい。
一旦、ドナー及び患者(自己)の骨髄が同居する状態を作り出して ドナーの幹細胞によるG.V.L.効果を利用して腫瘍細胞を減らしていこうという移植法。 メリットとしては前処置が軽く済むため(つまり身体への負担が少ない) 高齢者や感染症を持ってる患者などにも適用できる。という点があります。
実際私もやりましたが前処置はものすごく楽でした。
ただし、そのあとのG.V.H.D.などに関しては普通の骨髄移植とは変わりませんし、 またまだ新しい治療法のため予後もまだはっきり分からない部分が多いです。

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